2011年11月6日日曜日

教習所の課題教習 波状路が役立つ場面

大型自動二輪の教習課題の中で、苦手だったのが波状路。
いや、実際には苦手というよりも練習時間があまりにも少なかったという方が合っているかもしれない。

課題教習では一本橋やスラロームはかなり練習した。これは1段階の初日からやらされたから、失敗を繰り返しながらも上達した。さらには乗っていた中型バイクで練習もできた。

大型自動二輪教習は順調に進み、第二段階の後半になってから波状路と急制動をやるようになった。第二段階は全部で7時間。そのうち1時間がシミュレーター。だから実質6時間しかCB750に乗ることはできない。

第二段階の後半は卒業検定のコースを覚えることが一番の課題。その中で波状路と急制動を覚えていく。
急制動は何度かやれば難しいことは無い。けど、波状路は何度やっても脱輪してしまう。もっと何回も練習したいけど、1回終わるとコースに出されてしまう。第二段階の中では10回もやらなかったと思う。

で、第二段階の見きわめのラストに、苦手なことを聞かれ、波状路と答えたら10分くらいだろうか、連続して練習させてくれた。

波状路をガタガタと進んでいる時には、こんな道は日本には無いだろ、なんでこんな練習をするんだと思っていた。事実大型バイクを所有してからもスタンディングポジションでの走行の経験は無かった。

が、しかし、最近通勤路の途中、小さな橋を降りたところの路面がガタガタなことに気付いた。
座ったままの姿勢で通り抜けようとすると、バイクがポンポンと弾んでしまう。スピードが出ていると危険だ。
ところが最近は場所がわかってるもんだから、ガタガタになる直前で腰を浮かせている。波状路のようにバイクの上に立つわけじゃないけど、お尻は完全に浮いた状態をキープする。
タイヤから伝わる振動はひざのクッションで吸収。だから頭がゆれてしまうことはない。

するとどうだろう!? バイク自身もまったくブレルことなく走ってくれる。視線もぶれないから安全だ。
今になって波状路を練習した意味がようやくわかってきた。
コンビニに右折して入る時等のちょっとした段差を乗り越える時も、気持ちだけ腰を浮かすと安定する。やっぱり教習所はムダな事を教えてるわけじゃないんだなと改めて感謝している。

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